白山周辺(石川) 大頽山(832.4m) 2024年5月3日(祝)  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:06 車道入口(駐車箇所)−−7:20 遊歩道入口(標高600m)−−7:27 送電鉄塔(標高660m)−−7:32 送電鉄塔(標高700m)−−7:38 730m肩−−7:57 大頽山−−8:11 730m肩−−8:16 送電鉄塔(標高700m)−−8:20 送電鉄塔(標高660m)−−遊歩道入口(標高600m)−−8:24 遊歩道入口−−8:31 車道入口(駐車箇所)

場所石川県白山市
年月日2024年5月3日(祝) 日帰り
天候快晴
山行種類プチ藪山
交通手段マイカー
駐車場車道入口に駐車余地あり
登山道の有無車道から771m峰北側の730m肩までは良好な遊歩道だが730m肩から山頂までは踏跡程度
籔の有無730m肩から山頂までは主に笹がはみ出している。山頂付近は根曲がり潅木藪
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント「おおなだれやま」と読む。車道が通る北尾根経由で登った。車道は通行止めで入口から歩いた。北尾根には遊歩道兼送電線巡視路が771m峰北側の730m肩まで通っていて、それ以降は踏跡が山頂まで続く。山頂付近のみ根曲がり潅木藪が濃くなるが踏跡が続いていた。最高点より僅かに低い場所に三角点があった




林道入口。またもや通行止め イカリソウ
ウマノアシガタ ウマノアシガタの群落
ツボスミレ ツボスミレの群落
スミレサイシンっぽいが自信無し おそらくキクザキイチゲ
タチツボスミレ オオタチツボスミレ
キランソウ 送電鉄塔
遊歩道兼送電線巡視路入口 遊歩道の案内標識
遊歩道らしい良好な道 標高650m付近
標高660m付近の送電鉄塔 さらに上部に送電鉄塔が見える
山頂らしきピークが見える 標高700m付近の送電鉄塔
標高730m肩の標識。遊歩道は山頂方向を指しているが誤り 標高730m肩から山頂方向を見ている。踏跡程度の道の濃さ
遊歩道は標高730m肩から東に下る 標高740m付近
ツツジ。細かな種類は知らない 樹林の隙間から見た山頂
740m鞍部でロングスパッツをデポ 標高780m付近のワイヤー
タムシバ オオカメノキ
標高830m付近。山頂は近い 大頽山山頂。根曲がり灌木に覆われる
三角点 山頂標識 その1
山頂標識 その2 標高700m送電鉄塔から見た白山
標高600mのベンチ 林道に出た
林道入口に到着


 有形山の次は大頽山(おおなだれやま)。有形山同様に山頂近くまで送電線が通っているので、その巡視路を利用するのが得策。ネットで調べた結果、771m峰から北に派生する尾根に道があるとのこと。送電線の位置からして771m峰北側の730m肩までは巡視路があるのは確実であるが、そこから山頂までの道のグレードが不明。そこを無雪期に登った記録があるのは間違いないが、中身は見ていない。まあ、道が無くても藪漕ぎするけど(笑)

 まずは608m標高点に到る車道入口に向かうと、やはりと言うべきか入口には車止めあり。落石の危険ありとのことだが、雪解け直後だからなのか、それとも年中通行止めなのかは不明だ。想定内の事態であり、当然ながら素直に歩くことにする。

 道は良好で落石も皆無。道端には花が咲いているので写真撮影。石川県では初めてイカリソウの花を見た。相変わらずウマノアシガタとスミレは多い。

 標高600m鞍部で尾根を林道が越える箇所で尾根上に道が登場。送電線巡視路の標識が出ているのかと思ったら遊歩道の標識でびっくり。まさか山頂まで遊歩道? 距離的には標識の数字と整合が取れる。本当なら藪漕ぎから開放が決定でラッキーだ。

 良く整備された広い道で歩きやすい。有形山の姿のままであり足はロングスパッツで覆っているが足に触れる藪は皆無。暑くなってきたのでロングスパッツを脱いだが、有形山の藪でまだ濡れていた。

 標高700m地点で送電鉄塔が登場。送電線は730m肩から東へ落ちる尾根に移るのでもしかしたら遊歩道もここで尾根から離れるのかと心配したが、ちゃんと尾根上に続いていて一安心。道のグレードも落ちていない。

 730m肩に到着すると遊歩道の案内標識は山頂方向を指して0.7kmの表示があるが、そちらに広い道は無く踏跡程度の薄い道しかない。真の遊歩道はここで東尾根に乗り換えていたのだった。それでも山頂方向に踏跡があるだけマシだろう。しかも藪は薄そうだ。

 踏跡には笹が被るが藪漕ぎのレベルではないし笹が乾いているので支障なし。同じ藪でも藪が濡れているのと乾いているのでは大違いだ。771m峰付近から地形図では西側が崖マークになっているが、現地から見ると確かに崖の急傾斜だがなぜか背の高い木が一面に茂っていて崖っぽくない。それでも万が一西側に落ちれば止まることはなさそうな傾斜なので転落には要注意だ。笹のはみ出しがある場所もあるが背の高いブナ林で笹が無い場所もあり、植生は斑模様だった。

 ここまで手に持っていた濡れたロングスパッツは最低鞍部でデポして木に引っ掛けておいた。これで戻ってくるまでに多少は乾いているだろう。濡れたままだと小さなナップザックに入れる気になれない。

 鞍部から登りにかかると意外と傾斜がきつい、というかこれまで緩やか過ぎたかな。背の高いブナ林で藪は皆無だった。標高780m付近ではワイヤーロープが地面を這っていたが、周囲に植林は見られずどんな目的でワイヤーが使われたのかは謎だ。 傾斜が緩んで山頂の一角にたどり着くと背の高い直立したブナが消えて根曲がり潅木だらけに。同時に踏跡も薄くなるが無くなったわけではない。どちらにせよ潅木藪のはみ出しが多くなり歩きにくくなった。

 山頂部は平坦でどこが山頂なのか分からない状態で、とにかく踏跡を辿って進んでいく。地形図によると三角点があるので同定は可能だ。その三角点は最高点と思われる場所より南側の僅かに低くなった場所にあり、手製の山頂標識と境界標識がぶら下がっていた。周囲は根曲がり潅木藪で展望は皆無だった。

 帰りは往路を戻る。デポしたロングスパッツはほぼ乾いていた。

 

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